現代語訳 学問のすすめ|書評|福澤諭吉(著) 斎藤孝訳

「人の上に人を作らず」で有名な日本の名著

「学問のすすめ」の著者は、一万円札でも有名な福沢諭吉です。

幕末を生きた人で、中津藩士から有名になった人です。

慶応義塾大学の創設者としても有名です。

「西洋事情」、「文明論之概略」、「通俗民権論」、「通俗国権論」、「女大学評論」、「福翁自伝」など多数の著書を残しています。

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現代語訳学問のすすめ (ちくま新書) [ 福沢諭吉 ]
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この本の訳は、明治大学文学部教授の斎藤孝先生です。

「声に出して読みたい日本語」、「現代語訳 論語」、「現代語訳 福翁自伝」といった本や、テレビ出演などもされているので、知っている方はいるかもしれませんね。

実際にこの本を読んで学んだことは以下です。

  1. 仕事をする際の見積りはしっかりと行うようにする。
  2. 人望がなければ事をなせない
  3. 人望をためるためには、「弁舌を使う」、「見た目に気をつける」、「交友関係をひろげる」
    弁舌:人を説得するためには、言葉の使い方がうまくなければいけない。特に色々な言い回しができるために、語彙の数が大切である。
    外見:誰も不機嫌そうな人と話をしたがる人はいない。不機嫌は、お店の入り口に入るなと書いてあるようなものである。笑顔やさわやかさで最初の入り口を入りやすくすることが大切である。
    交流:決まった交友関係ではなく、いろいろなところに顔を出し、様々な人と交流をもっておくとよい。いつかまったく思いもしないところで助けてもらえる日が生きていればきっとくるのである。

学問のすすめのメモ

  • 多くの人は、難易度と仕事の時間のかかり方を正確に測ろうとしない。これは仕事のみならず、人生設計にも同様にいえるのでとても重要である。どんな優秀な人でも、難易度の高い仕事をやることになると、約束までに仕事を仕上げられる人はほとんどいないらしい。まぁ確かにそうかもしれません。

  • スキルや能力があっても、人望がなければ仲間を集めて大きなことをすることはできない。そのため、人望が必要。

  • 100年以上も前も今も、人望を高める方法は全く同じである気がします。人間の真理は全く変わっていないようですね。「うまい説得力」、「親しみやすい人柄」、「友人の多さ」、普通に考えてこれらを持っている人は人望があるといえますよね。

学問のすすめを本気で読んだのは今回が初めてでしたが、今の自己啓発本の根本となる考え方が書かれていたと思います。

人間の真理は、時代がこれだけ変化していても変わらないものである、というのが感想です。

真理は変わっていないんだけど、表面的に表れる事柄が時代とともに変わるので、昔と今は違うと思うのかもしれませんが、結局根本的なところは同じなのだと思います。

歴史のふるいにかけられても、今でもなお有名で広く読まれているということは、圧倒的に読むべき名著といえるでしょう。

上記以外にもいろいろなことが書かれているので、ぜひ一度手に取ってみてください。

福澤諭吉の名言は以下になります。

『福澤諭吉』の名言集~学問のすすめの著者であり慶応義塾の創始者である1万円札の偉人の言葉~