ルキウス・アンナエウス・セネカ
ルキウス・アンナエウス・セネカ(ラテン語: Lucius Annaeus Seneca、紀元前1年頃 – 65年4月)は、ユリウス=クラウディウス朝時代のローマ帝国の政治家、哲学者、詩人。
ルキウス・アンナエウス・セネカ (プラド美術館)
父親の大セネカ(マルクス・アンナエウス・セネカ)と区別するため小セネカ(Seneca minor)とも呼ばれる。第5代ローマ皇帝ネロの幼少期の家庭教師としても知られ、また治世初期にはブレーンとして支えた。ストア派哲学者としても著名で、多くの悲劇・著作を記し、ラテン文学の白銀期を代表する人物と位置付けられる。(出典:Wikipedia)
セネカの名言
運命は多くの者を罰から解き放つが、誰をも恐怖からは解き放たないのである。
人生は短くはない。我々がそれを短くしているのである。
大地から星への道はなだらかではないのである。
どの港へ向かうのかを知らない者にとっては、いかなる風も順風とはならないのである。
災難は勇気を試す機会である。
難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから、難しくなるのである。
毎日をまったく違う人生として過ごすべきである。
わずかしか持たない者ではなく、多くを望む者が貧しいのである。
どんなに豊かな土壌でも、耕さなければ実りをもたらさないのである。人の心にも同じことが言える。
愛されることを望むならば、愛さねばならない。
未来を気にしすぎてしまうことは悲惨である。
富を最も必要としない者が、それを最も受け取ることができる。
中傷を受けない賢人よりも、中傷を受けても動じない賢人のほうが格が上である。
私には少しで十分、ひとつで十分、なくても十分である。
険しい道こそが、偉大なる高さに結びつくのである。
生きることの最大の障害は希望を持つということである。しかし、それは明日に依存して今日を失うということである。
いかに多くの人々があなたより前進しているかを見るよりも、 いかに多くの人があなたより遅れているかを考える方がよい。
自立への大いなる一歩は満足なる胃からなる。
あなたが全てを屈服しようと求めているならば、あなた自身を理性に屈服させるべきである。
常に問題になるのは、量ではなく質である。
運命は、志を持っているものを導き、志を持っていないものをひきずるのである。
人は、教えているときに学ぶのである。
我々は眼の中に他人の欠点を、背中に自分の欠点を持つのである。
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