食べログ的評価:3.5
「万引き家族」とは?
家計の足しに、家族ぐるみで万引きを重ねるうちに、
「万引き家族」の感想
万引き家族といえば、日本でもかなり話題となっていましたが、国際的に知名度の高いカンヌ国幸映画祭でのパルム・ドール。日本人監督作品としては、1997年の今村昌平監督「うなぎ」以来21年ぶりである。パルム・ドールという響きはなんかかっこいい。
血のつながりよりも、
実際に血がつながっていても、
その子を産んだから、
大切にしてくれるところに行った方がその子たちのためにいいのは
この作品の中の家族は、みんな血はつながっていない。お互い大切に思っているのにも関わらず、本当の家族といえないもどかしさを、大人視点、
物事の本質を捉えているのだけれど、社会から認められない。
これは古今東西色々なところでみられるとは思う。
本質と社会のギャップに気付かされた名作だと思います。
扱っているテーマ、ストーリー、クオリティ、どれをとってもカンヌ国際映画祭のパルム・ドールに値する作品だと思いました。