社内政治力の著者はだれ?出世のプロ?
「社内政治力」の書評となります。
著者は、芦屋広太という方で、ITコンサルタントの方みたいですね。この本以外にも、「エンジニアのための文章術再入門講座」という本も執筆されていまし、応用情報などの問題集も執筆されているみたいです。テクノロジーにも、マネジメント系にも知見のある方のようです。
基本的にこちらの本は、表題通り、「社内政治力」の重要性についてかかれています。出世に関係ありそうなので、組織で出世したいビジネスマンの方は読んでみるといいかもしれません。
この本を読んで勉強になった点は以下の四つです。
- 資格をとる、スキルを身に付けるではだめで社内政治力を身に付ける必要がある
- 正論をいうことができるのは、立場が上の人間だけ
- 人を味方につける10の方法
- 社内で自分の意見が通らない場合は、社外からアプローチをする
社内政治に関するメモ
- 能力があるのに出世できない人がいますが、あれには原因があるんです。もちろん権力闘争などにかかんにチャレンジして敗れた方もいるかもしれませんが、大方、社内政治力がないのが問題らしいです。
- よく会議などで権力がないのに、正論で押し通そうとする人がいると思いますが、あれはだめだそうです。正論が言えるのは、権力をつかんだ人だけみたいですね。まぁ当然といえば当然かもしれません。
- 社内で意見が通らない場合は、社外の人脈を生かして、世論をそういう方向にもっていく努力をして、外部からアプローチする必要があるそうです。基本的には、今はこういうトレンドだからこうするべきという言い方はいいのかもしれませんね。
- 言うことを聞かない生意気な部下には、自分の上の人にネゴをしておいて、彼の企画書をとうらなくさせておき、自分に相談をしに来て内容がブラッシュアップした段階で、企画を通るようにさせ、相談しないといけないという意識を植え付けることで、手懐ける。
色々実用的な内容の書かれている本でした。みなさんも気になったら手にとってみるといいかもしれません。「社内で政治に絡みたくないよ。めんどくさいし。」という方は見ない方が身のためかもしれません。