御手洗富士夫名言集|経団連会長も勤めたキャノン会長から学ぶ座右の銘

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御手洗富士夫

御手洗 冨士夫(みたらい ふじお、1935年9月23日 – )は、日本の経営者・実業家。第6代、第8代キヤノン社長を経て、同会長。第2代日本経済団体連合会会長を務め、現在は名誉会長。内閣府経済財政諮問会議議員。若者の人間力を高めるための国民会議議長。鉄道貨物協会会長。読売新聞グループ本社監査役。ラグビーワールドカップ2019組織委員会会長。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会名誉会長。

(出典:Wikipedia)

御手洗富士夫の名言

コミュニケーションをよりよくする上で、最も大事なことは回数である。

 

私たちは、会社としてやるべきことを、確実に、着実に、しつこくやっているだけである。幸いわが社では、そのやるべきことの決定と実行の動きが速いのである。

 

数字なき物語も、物語なき数字も意味はないのである。

 

当社はここ数年、新事業領域へ進出してきた。ただ、これらはまったく新しい分野ではなく、いずれも既存の当社技術が活かせる分野である。既存技術を活かせる新事業に重点的に投資をしていきたい。既存のものを捨てるのではなく、いままでの技術を活かしながら新事業を育てていきたいと思っている。

 

1974年の大不況のとき、私はアメリカで40名を解雇せざるをえませんでした。アメリカなら解雇しやすいだろうと思われるかもしれませんが、実際にやってみると、一生懸命やっていた人たちを解雇することほどつらいことはなかった。あんな思いは二度としたくないと、そのとき誓ったのです。

 

気概に富んだグローバル人材を育成するため、キヤノンでは外国語ができるのかも重要な要素ですが、基本的には業務遂行能力を優先させ、どんどん社員を海外勤務に出しているのである。その人数は1000人近くになっているが、現地で揉まれながら、苦難を経験し、呼吸していくのが、一番の教育法でると考える。

 

キヤノンでは、一人一人の社員が必ず仕事の目標を数字で表すことを求めらる。そして、「あなたはその数字で物語をつくれるのか」と問われることになる。数値目標の達成に至る実行の物語を自分で考えなければならないのである。

 

競合他社に対抗していくには、価格競争ではなく、イノベーションによる、付加価値の高い製品を産み出していくしかないのである。

 

若い頃は貧乏生活だったが、少しも苦にならなかった。何でも見てやろう、何でも体験してやろうの精神で踏ん張ったのである。

 

経済は心理で動きますから、先行きが明るくなれば経済も好転するのである。

 

私はいつも、ハイブリッド経営だと言っている。アメリカ流のいいところは取り入れて、悪いところは取り入れない。日本には日本の良いところがあるし、やはり、その国に合った経営をするのが一番いいと思うからである。

 

 

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