松平定信名言集|寛政の改革を行った田沼意次を継いだ陸奥白河藩の老中から学ぶ言葉

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松平定信(Matsudaira Sadanobu)

松平 定信(まつだいら さだのぶ)は、江戸時代中期の大名、老中。陸奥国白河藩の第3代藩主。定綱系久松松平家9代当主。江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の孫。1787年から1793年まで寛政の改革を行った。定信は田沼の政策をことごとく覆したと言われているが、近年では寛政の改革の政治は田沼時代のものと連続面があるとの指摘もされている。

(出典:Wikipedia)

松平定信の名言

楽しきと思うが楽しきもとなり。
現代語訳:楽しいと思うことが、楽しさの源泉である。

 

江戸の民衆の酒代でどんどん関西にお金が流れてしまっているものである。

 

今までは暮れに20両ほど借り返せていたのに、今年はやっと4,5両、同心などはわずか1両というありさまで、これでは貧乏なものは年が越せず、御仁恵が無駄になってしまう。札差の自己資金が足りなければ会所から借りさせよ。

 

利益を貪るために山師のような悪行をすると人々が悪く言うが、そうした者でないとこの事業は行えない。

 

朱子学は理屈が先に立ち、学ぶと偏屈に陥る。

 

寛政以来、幕府の要職者は卑しい身分からの者ばかりで武功の家の者は少なくなったものである。

 

学問の流儀は何でもよい。どの流儀にもいいところ、悪いところがあり、学ぶ側がいいと思えばいい。流儀にこだわるのは馬鹿の詮索である。

 

房事(性行為)というものは、子孫を増やすためにするもので、欲望に耐え難いと感じたことは一度もない。

 

いささかも凡情(欲望)起こらない。

 

心あてに見し夕顔の花散りて尋ねぞ迷ふたそがれの宿
現代語訳:目印にしておいた夕顔の花が散ってしまったので、尋ねても迷う黄昏時の宿だと思います。

 

(辞世の句)今更に何かうらみむうき事も 楽しき事も見はてつる身は

 

 

 

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