エピクテトス
エピクテトス(Επίκτητος, Epiktētos、50年ごろ – 135年ごろ)は、古代ギリシアのストア派の哲学者。その『語録』と『提要』は、すべてのストア哲学のテキストの中でおそらくもっとも広く読まれ、影響力の大きなものであるといわれる。苦難の中にあって平静を保つことや、人類の平等を説いたその教えは、皇帝マルクス・アウレリウスの思想にも引き継がれており、ストア主義の歴史上重要な意味を持つとみなされている。(Wikipedia)
エピクテトスの名言集
自分がどうなりたいか、まず自分自身に問え。しかる後、しなければならないことをせよ。
-エピクテトス-
何が起こったかではなく、それにどう反応するかが大切だ。
-エピクテトス-
哲学とは、自分の幸福が外からの事柄にできるだけ左右されぬように心がけて、生きることである。
-エピクテトス-
神が人間に一つの舌と二つの耳を授けたのは、しゃべるより二倍多く聞くためである。
-エピクテトス-
悪があなたについて噂をする時、それが真実であれば自分を正し、それが嘘であれば笑ってしまいなさい。
-エピクテトス-
人の観点や問題は伝染することがある。人とのつながりの中で、否定的で非生産的な態度を受け入れてしまい、自分を壊すようなことがあってはならない。
-エピクテトス-
快楽に抵抗する人は賢者。快楽の奴隷になるのは愚者。
-エピクテトス-
この地上にて最も小なるものは貪欲、快楽欲、大言壮語であり、最も大いなるものは寛容、柔和、慈悲心なり。
-エピクテトス-
侮辱は相手のせいではなく、侮辱されたと思い込むせいである。
-エピクテトス-
ただ一つ人間の良心のみが、あらゆる難攻不落の要塞よりも安全である。
-エピクテトス-
聞き上手は一つの技術である。
-エピクテトス-
人がいやいやながらいる処(ところ)は、彼にとっては牢獄である。
-エピクテトス-
相手が、あまりにも明らかな真実に対して異議を唱えるならば、論拠を見つけて意見を変えさせるのは容易ではない。
-エピクテトス-
人を不安にするのは、物事ではない。物事についての意見だ。
-エピクテトス-
与えられたるものを受けよ。与えられたるものを活かせ。
-エピクテトス-
自分の好きなように生きている人間は自由である。
-エピクテトス-
よい作家になりたいなら、書くことだ。
-エピクテトス-
自分に欠けているものを嘆くのではなく、自分の手元にあるもので大いに楽しむ者こそ賢者である。
-エピクテトス-
自分の力のうちにあって自由になるものと、自分の力のうちになくて自由にならぬものを、峻別せよ。
-エピクテトス-
エピクテトス関係者の名言
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