ウィリアム・シェイクスピア
(英語: William Shakespeare, 1564年4月26日(洗礼日) – 1616年4月23日(グレゴリオ暦5月3日))は、イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。また彼の残した膨大な著作は、初期近代英語の実態を知る上での貴重な言語学的資料ともなっている
出生地はストラトフォード・アポン・エイヴォンで、1585年前後にロンドンに進出し、1592年には新進の劇作家として活躍した。1612年ごろに引退するまでの約20年間に、四大悲劇『ハムレット』、『マクベス』、『オセロ』、『リア王』をはじめ、『ロミオとジュリエット』、『ヴェニスの商人』、『夏の夜の夢』、『ジュリアス・シーザー』など多くの傑作を残した。『ヴィーナスとアドーニス』のような物語詩もあり、特に『ソネット集』は今日でも最高の詩編の一つと見なされている。
2002年BBCが行った「100名の最も偉大な英国人」投票で第5位となった。
「シェイクスピア」の日本における漢字表記(借字)は「沙吉比亜」だが、これは中国での表記「莎士比亞」(繁体字での表記で、簡体字では「莎士比亚」)の「莎」を「沙」と、「亞」を「亜」と略し、「士」の代わりに「吉」を用いたもの。「沙翁」と呼ばれることもある。
シェイクスピア名言集
There is nothing either good or bad but thinking makes it so.
世の中には幸せも不幸もなく、ただ考え方一つがあるのみである。
(『ハムレット』)
-Shakespeare (シェイクスピア)-
Expectation is the root of all heartache.
期待することは、すべての苦悩の根源である。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
Men must endure. Their going hence, even as their coming hither.
覚悟をきめ、我慢することだ。この世に生れるのも、この世からいなくなるのも、人間の自由にはなりません。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
天は自ら行動しないものに救いの手をさしのべることはないのである。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
To be, or not to be: that is the question.
生きるべきか、死ぬべきか。それが問題である。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
Action is eloquence.
行動は雄弁である。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
Neither a borrower nor a lender be; For loan oft loses both itself and friend, And borrowing dulls the edge of husbandry.
お金を借りてもならないし、それを貸してもいけない。
お金を貸せば友人も失うし、お金を借りれば倹約が馬鹿らしくなる。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
Give every man thy ear, but few thy voice; Take each man’s censure, but reserve thy judgement.
誰の話でも聞いてやれ。しかし、自分のことはあまり話してはいけない。
他人の意見をよく聞き、判断は差し控えておくこと。
(『ハムレット』)
-Shakespeare (シェイクスピア)-
Brevity is the soul of wit.
簡潔は英知の神髄である。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
So may the outward shows be least themselves:
The world is still deceived with ornament.
外見は一番最悪な偽りであるかもしれない。
世間は常に虚飾に騙されている。
(『ベニスの商人』)
-Shakespeare (シェイクスピア)-
To mourn a mischief that is past and gone is the next way to draw new mischief on.
過去親孝行をできなかったことを嘆くことは、新しい不幸を招く近道である。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
A fool thinks himself to be wise, but a wise man knows himself to be a fool
愚者は自分自身が賢いと考えるが、賢者は自分が愚かなことを知っている。
(『お気に召すまま』)
-Shakespeare (シェイクスピア)-
Better a witty fool than a foolish wit.
愚かな知恵者になるよりも、賢い馬鹿になりなさい。
(『十二夜』)
-Shakespeare (シェイクスピア)-
成し遂げようとした志をたった一回の敗北によって捨ててはいけない。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
喜怒哀楽が激しいことは、その感情とともに実力までも滅ぼす。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
光るものすべて金ならず
-Shakespeare (シェイクスピア)-
もし音楽が恋の糧となるならば、つづけておくれ
-Shakespeare (シェイクスピア)-
物事に良いも悪いもない。考え方によって良くも悪くもなる。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
真の恋の道は、茨の道である。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
良いというのは悪いことだ、悪いことはよいことだ。さあこの靄がかったひどい空を飛んでいこう。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
ホレイショー、この天地のあいだには、人智の思いも及ばぬことが幾らもあるのだ。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
1分遅刻するより、3時間早すぎるほうが良い。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
This above all: to thine own self be true.
何より肝心なのは、己に嘘をつくなということである。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
悪口を言われ、我が身を正すことの出来る人間は、とても幸せと言うべきだ。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
恋の始まりは、晴れたり曇ったりの4月のようだ。
-Shakespeare (シェイクスピア)-
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